芝生によるガーデニング

お庭をより一層美しく見せるのに役立つのが芝生です。和風の庭には芝がよく似合います。

■芝生の種類
芝生には暖地型芝生(夏芝)と寒地型芝生(冬芝)があります。夏シバは、日本芝(野芝、高麗芝、姫高麗芝)のほかに西洋芝のバミューダグラス類(ティフトン系芝)などがあります。

日本の大部分の地域は温暖地帯にあたりますので夏シバが良く使用されています。夏シバの生育適温は20℃~25℃以上で10℃以下になると生育が停止し、表面上は茶色く枯れた状態になります。

冬シバ には、ほとんどの西洋芝が含まれ、ベントグラス類、ブルーグラス類、フェスク類、ライグラス類などがあります。北海道や東北地方、中部山岳地帯などの夏も涼しい地域では、冬シバが良く使われています。

冬シバの生育適温は15℃~20℃で5℃以下になると生育が停止します。また成長速度が速く、乾燥に弱いものが多いので管理面では日本芝よりも手がかかります。

芝生の張り方

■土壌作り
下地となる土を20~30cm軽く耕すか、黒土やまさ土などのように水はけの良い新しい土を用意します。その土に元肥となる鶏糞・油かすなどの有機質肥料をよく混ぜ、後は軽く平らにならしておきます。

■芝張り
下地の準備ができたら芝生を張っていきます。糸などをまっすぐ張ってそれを目印にしながら、芝生を並べていくときれいに仕上がります。目地の隙間をあけずに並べるベタ張りと隙間を1~2cmあけて並べる目地張りがありますが、どちらも張った上から土を撒いておくと良いでしょう。

■芝生を張る時期
芝生を張る時期としては、春が最も適しています。春に植え付けると、秋まで約半年間の生育期が続き、芝生の状態も目に見えて分かるので、根付いてきれいに仕上がるまで管理しやすくなります。

芝生のお手入れ

■芝刈り
芝生のお手入れの基本と言えば芝刈りです。芝刈りが芝生の管理で最も重要な作業となります。芝刈りを定期的にすることで、綺麗な景観を保つと供に雑草対策にもなります。

■肥料
肥料は栄養分のバランスに注意する必要があります。芝生に限らず、植物の生育にとって重要な栄養素とは、窒素・燐酸(リンサン)・カリウムです。これらは植物の三大栄養素と呼ばれています。芝生へ肥料を与える場合は、肥料の与えすぎによる肥料焼けにも注意しましょう。

■雑草対策
芝生のきれいな景観を保つ為には雑草対策が欠かせません。雑草対策の基本は、「大きく育つ前に早めに抜く」という事です。雑草を見つけた段階で早めに手作業で抜いておきましょう。また、抜く際は、根っこまで処理するのがポイントです。

■芝生の病気
芝生の病気は、一年中通して発生しますが、春~秋にかけての発生が特に多くなっています。病害菌が好む高温多湿の環境では注意が必要で、病害菌に対しては、殺菌剤などの薬剤を用いて対応します。

どの病気に対しても言えることですが、発見したら、直ぐに対応してください。また、病気の芝生をそのまま芝刈り機などで刈り込みを行わないように注意してください。芝刈り機によって健康な芝生まで病原菌に汚染されてしまいます。