庭を演出するシンボルツリー

ガーデニングには直裁が欠かせませんが、その中でも美しく癒されるお庭を造るのに役立つのがシンボルツリーです。

シンボルツリーとは、その家のシンボルとなるような大きな樹木の事です。一つ植えるだけで、住宅自体が違って見えたり、外構が華やかになるといった効果があります。

庭に立体感を与え、葉が生い茂って風にサラサラ揺れている音は涼しげで、それだけで癒しの空間を演出してくれます。

シンボルツリーとして二本以上を植える場合には、木が大きくなった時の事を想定して、十分な間隔を空けなければなりません。特に葉が触れ合うことを嫌う木においては、間隔を十分に取って、葉が触れわないようにしましょう。

実のなる木を利用する場合には、可能であれば二本以上植えて実のなるのを待つのが良いと言われています。

シンボルツリーは落葉樹、常緑樹どちらでも良いのですが、庭はいろいろな植物を組み合わせて構成するのが基本です。

常緑樹と落葉樹を組み合わせ庭を広く見せる

木は大きく分けて一年中葉をつけている常緑樹と、休眠期に葉を落とす落葉樹に分けられます。広い庭では常緑樹を主体に、落葉樹を三割ほどの割合にすると落ち着いた雰囲気のある庭になると言われてきましたが、現代の日本の狭い庭では、当てはまらなくなっています。

また、庭の景色のポイントになるシンボルツリー、それを引き立てる中木、さらに主木や中木を引き立てる下木といった役割がありますが、これも狭いお庭では実現させることが難しくなっています。

小さな庭で常緑樹を中心に配置すると暗いイメージの庭になってしまいます。そこで落葉樹を上手に組み合わせたいものですが、同時に花の咲く木、葉や樹形を楽しむ木、実を楽しむ木など見所も考えたい所です。

通常、大きな木は庭の奥に植えたいという傾向が強くなりますが、一本は建物の近くに植えると良いでしょう。大きな木を手前に、小さな木を奥に植える事により、奥行きが出ます。近くに植える木は一般的には夏の日差しを遮り、冬の陽光が差し込むように落葉樹を使うのが良いでしょう。

小さい庭の場合には、将来的にあまり大きくならない木や成長の遅い木を選ぶと、時間が経過してもバランスの取れた庭になると思います。