カーポートの種類やサイズ

カーポートとは、車を保護する為に設けられる屋根のことです。柱が片方に付いた片支持タイプや4本の柱が付いた両支持タイプがあります。

また、車の台数にあわせ2台用、3台用など間口(横幅)の広い駐車場にあわせたカーポートもあります。

サイズについては、メーカーによって多少の違いがありますが、横幅は「2m40cm・2m50cm・2m70cm・3m」、奥行きは「5m・5m70cm」等が一般的です。

高さは、標準タイプとハイルーフタイプの2種類が用意されており、標準タイプでは1m80cm、ハイルーフタイプでは、2m30cmほどとなっています。

ご自身の愛車のサイズに合わせてカーポートを選ぶ必要がありますが、将来的に高さのある車を購入する可能性がある場合には、ハイルーフタイプを設置しておくのが良いかも知れません。

カーポートの役割

カーポートの役割は大きく分けて4つあります。

■雨から守る
大切な愛車を雨によるサビ付きから守ったり、ワックスやボディコーティングの効きを長持ちさせてくれます。

■霜や雪から守る
冬の朝フロントガラスが凍り付いてエンジンをしばらくかけて暖気しないと車を発進できないという方も多いと思います。カーポートを設置していれば、霜対策になります。

雪については住んでいる地域にもよりますが、車に乗っかった雪の雪下ろしも、必要なくなります。豪雪地帯に住んでいる場合にはカーポートの雪下ろしが必要になる可能性もありますが、メーカーによっては、そういった地域向けのタイプも販売されています。

■日差しから守る
夏場の炎天下は、社内の温度が急上昇します。ハンドルも握れなくなるほど熱くなっている事も多いと思います。カーポートは日光をある程度遮断してくれますので、車内の温度上昇を抑える事ができます。

■その他の使い道
カーポートはそのほか、物置としてのスペースや自転車置き場として活用(併用)している方も多いです。自転車用のサイクルポートという物もありますが、奥行きのあるカーポートを設置して、車の後ろ部分に自転車を置いているご家庭も少なくありません。