エクステリアで使われるフェンス

クローズドスタイルのエクステリア工事では、門扉や門柱などの門周り工事とあわせ、ブロック・レンガやフェンスで家を囲うことになります。

フェンス工事はブロック塀、またはよう壁への設置が基本となりますが、直接地面へ設置することも可能です。

フェンスと塀との組み合わせによって門まわりの表情が大きく変わります。開放的なデザインのフェンスを使っても塀を高くしフェンスの高さを抑えれば、クローズドスタイルの門まわりを作ることができます。

防犯対策として設置することが多いですが、最近では凝ったデザインの物が各エクステリアメーカーより販売されていますので、ご自宅や周りの景観にあわせたお好みのフェンスが見つかると思います。

エクステリア工事で使われるフェンスには目隠しフェンスメッシュフェンスラティスフェンスなど用途に合わせた物までさまざまです。素材もアルミや鋳物、ステンレスからウッドまで色々な種類が販売されています。

色や形が多くの種類用意されているのはもちろんですが、高尺フェンスと呼ばれる高さ1600ミリ(1.6m)~2000ミリ(2m)という高いフェンスもあります。

フェンスの種類

■アルミ形材
アルミは成形の方法によって「形材」と「鋳物」の2つに分かれます。アルミ形材は、軽量で、バリエーションも豊富に揃っており、比較的安価で人気があります。デザイン的にはシンプルなものが多くみられます。

■アルミ鋳物
アルミ鋳物は形材より重厚感があり、形材では表現することが難しい曲線を作り出すことができますので、高級感のある製品が多くみられます。価格は形材よりも高めになるのが一般的です。

■アイアン(鉄)
アイアンは繊細なデザインと重厚感あふれる質感が持ち味です。手づくりのものも多く、素朴な温かみは自然な外観の家や輸入住宅などで使われることが多いです。

■木
木製のフェンスは温かな肌触りの天然木を素材にしたものです。軽量で強く、加工がしやすいというメリットがある反面、虫や菌に侵されやすいという欠点もあります。ただ、防腐処理を施して耐久性を高める加工を施したものを利用すれば心配ありません。

■木樹脂
木樹脂製のフェンスとは、木粉が入ったAAS/ABS樹脂などを用いたもののことです。耐候性があるので、天然木のような質感を長く保つことができ、メンテナンスも楽チンです。

鳴海の施工例

エクステリア施工例に掲載したフェンスの施工例をご紹介します。