ラティスフェンスとは

ラティスフェンスとは、木製の柵で家庭のガーデニングでよく使われるアイテムです。略してラティスとも呼ばれています。 1990年代のガーデニングブームで知られるようになりました。

最近では、木製のラティスフェンスだけではなくアルミ製の物や合成樹脂、再生プラスチックなどが素材として使われるようになっています。

ラティスフェンスをお庭全体のフェンスとして用いると、メンテナンスが大変になりますので注意が必要です。新築を建てた場合などに、境界部分を木製ラティスフェンスにしているケースを見かけますが、最初は見栄えが良くても、2~4年のうちに、ペンキの塗り替えが必要になるでしょう。また、木が腐ってしまった場合には、フェンスそのものを取り替える必要があり、費用も馬鹿になりません。

ラティスフェンスは庭のアクセントとして使ったりウッドデッキのフェンスとして設置するのが良いと思います。

DIYでラティスフェンスの取り付け工事

ラティスフェンスの取り付け工事はやろうと思えばDIYでも可能です。ここでは既製品パネルを使ったラティスフェンスの基本的な設置方法について解説します。

  1. フェンスを設置する全長に合わせ、希望の長さに近いパネルの枚数と柱の位置を割り出し、穴を掘る場所を決めまする。
  2. 柱を埋める穴の位置が決まったら、スコップ等で穴を掘っていきます。深さはフェンス用ブロックが設置できる深さ400mm程度で良いでしょう。
  3. フェンス用ブロックを配置し、柱2本を立てかけてから、ある程度高さを揃えてパネルをクランプで仮固定します。安定した状態になったらコーススレットでビスを打ち込み設置します。
  4. 3の要領で用意した全ての柱とパネルを設置していきます。
  5. 柱の小口に笠木を固定し、連結します。(笠木が無い場合、柱のねじれや曲がりが発生する可能性があります。)
  6. 笠木の水平、柱の垂直、間隔を確認し、ブロックと柱の隙間にモルタルを流し込んでいきます。
  7. 数時間~1日ほど待ちモルタルが固ったら完成です。